いよいよ、新のりシーズン到来です。
1年たつのがホント早いと感じてしまうのは、年のせいでしょうか(笑)
九州の有明海では、10月19日より
海苔のタネ付け=『採苗(さいびょう)』が一斉に始まりました。
カキ殻に、海苔のタネをもぐり込ませてあるのですが、
そのタネは乾燥してしまうと死んでしまうので、
大勢の人で一斉に落下傘(イメージ画像参照)にいれます。
しかも、それぞれの漁家で6000個以上もカキ殻をいれるので、
それこそ、隣近所、親戚まで総動員しての作業です。
この落下傘を海苔網にぶら下げて、漁場に張り込みます。
水温は21.3℃ほどで、天候も曇り。
台風の動向も気になる状況でしたが、
22日頃には問題なく終わったようです。
今は、海苔芽も2mmを超えるほどに生育しており、
海の栄養状態も良好なようです。
でも、もうここからは、自然まかせ、海まかせ。
海苔は、まさに自然の恵・海の恵といえます。
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