今年の有明海地区の海苔採苗(種付け)が
10月26日から27日にかけて行われました。
過去の採用日からみてもとても遅いスタートです。
昨年は、全国的に枚数がのびず、46年ぶりの大凶作だった
だけに重圧のかかる非常に緊張した採苗となりました。
産地の漁家からは、
「海況は申し分ない。これまでで一番遅い採苗となったが
結果としては良かった」と語っています。
とはいえ近年は、気象、海況が過去になかったような動きとなる
ことが増えており経験豊富なベテランの漁家も判断に窮する場面が
多くなってきています。
なにせ、海苔は海任せ、自然任せ。ここは期待を持ってじっと待つのみです。
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